いちじくスクール修了式・開校式
2025.4.24

JA西三河が開校する「いちじくスクール」は4月24日、第10期生の修了式と第11期生の開校式をあぐりセンター小牧で開きました。式には市やJA職員、関係者のほか10期生1人と11期生2人を含む17人が参加。10期生はイチジク生産組織であるJA西三河いちじく部会へ加入しており、今期に定植、来夏に初収穫を迎える予定です。
同スクールで校長を務めるJAの黒野善久常務は「ここで培われた知識と経験は大きな財産となったと思います。今後安心安全なイチジクを部会員として出荷頂き、更なる飛躍をされることを願っています。」とあいさつしました。
この日修了証書を受け取った10期生の鈴木克也さん(49歳)は「目標は高品質で、より多く出荷していき、いちじく部会の一員として貢献したい」と意気込みを語りました。
いちじくスクールは、全国有数のイチジク産地である西尾市の生産規模の維持・拡大をめざし、同JAがJAあいち経済連、県、市とともに開く露地イチジク専門の新規就農者向け栽培講座。就農に必要な栽培技術の指導や農地斡旋等の支援に努めています。2015年の開校以来、2024年度までに49人が受講。うち21人が専業農家として部会へ加わり、部会員の約半数をスクール修了生が占めている。新規就農・規模拡大に係る作付面積は約382㌃に増加。現在はハウスイチジクの出荷が行われており、露地イチジクは7月下旬から始まる見込みです。