ミニトマト「赤美味」 学生とコラボしパッケージデザイン制作
2025.6.25

JA西三河ミニトマト共選組合は6月より、広告デザイン専門学校(愛知県名古屋市)と連携して完熟房取りミニトマト「赤美味(あかうま)」のパッケージデザインのリニューアルに取り組んでいます。
西尾市が同校と2024年に締結したデザイン共創プロジェクト連携協定の一環で、同組合が学生とコラボするのは今回が初めて。広告デザイン科のうちトマトの大好きな8人が協力し、商業デザインやマーケティング知識を学ぶ学生の新たな発想を生かしたパッケージデザイン制作により「赤美味」のさらなるブランド力向上につなげていきます。
6月6日には生産者とJA職員が同校を訪れ、産地の概要や栽培のこだわりなどを紹介。また21日には学生7人が西尾市を訪れ、実際にミニトマトを栽培するハウスを見学しました。またパッケージやチラシ等で使用する写真撮影も行いつつ交流を深めました。学生は「生産者の笑顔が素敵」「他にはない特徴をデザインで伝えられたら」と意気込み、同組合の竹内基郎代表は「デザインが楽しみ」と期待。引き続き産学連携実習の中でウェブ打ち合わせなどを重ねてまいります。
JA西三河ミニトマト共選組合は西尾市周辺のミニトマト農家5人で組織し、200㌃で年間約88㌧のミニトマトを生産。「赤美味」は房全体が赤く熟してから房ごと収穫して出荷を行っており、深いコクを味わえることが特徴で、主に関東方面のほか愛知県・長野県の市場へ出荷するほか、市内量販店等での試食販売会も積極的に開催しています。