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次期作へ向け品種選定・カーネーション品種説明会

2025.9.24

▲サンプルを説明する種苗会社担当者(左)

 当JAは9月10日、JA事務センターで令和8年度の作付け品種選定に向けたカーネーション品種説明会を開きました。
 市内のカーネーション生産者23人が参加。会場には既存品種をはじめ、種苗会社6社が開発した新品種やオリジナル品種など約150種のサンプルが展示されました。
 生産者はサンプルカーネーションを基に、種苗会社担当者らから説明を受け、次期栽培に向けた色の展開や植え付け本数など、需要の動向を考慮しつつ栽培品種を検討しました。
 JA西三河カーネーション共選部会(愛称:花みらい)担当の磯谷正樹係長は、「最近の猛暑の影響でカーネーション農家は生育状況に悩まされている。早急に暑さに強い品種の開発が望まれる。今後も生産者への積極的な情報提供のため、毎年開催していきたい」と話しました。
 西尾市は、全国有数のカーネーション生産地。市内では41戸の生産者が約17㌶で年間約1,900万本のカーネーションを出荷。今作は6月中下旬に定植が行われ、9月14日頃より共選出荷がスタート。翌6月頃まで収穫が続き、主に名古屋や大阪、東京方面へ出荷します。