スポーツ×農業で地域活性 西田選手らがキュウリ収穫
2025.12.1

JA西三河きゅうり部会は11月30日、シーホース三河の平寿哉選手と西田公陽選手を迎え、西尾市内のハウスで「西田のきゅうり」の収穫体験会を開きました。
この取組みは、公陽選手の実家がキュウリ農家であることをきっかけに、JA西三河きゅうり部会とプロバスケットボールチーム「シーホース三河」が連携して始めた地域活性化企画。農業とスポーツが協力し、西尾市産キュウリの魅力発信を図るもので生育管理は同部会が担っています。
9月に公陽選手が定植した約40株が順調に育った区画で両選手は専用のきゅうりカッターを使った収穫のほか、蔓下げや袋詰めなど、一連の作業に挑戦。最初は慣れない手つきであったもののすぐにコツを掴み、楽しみながら作業にあたりました。
「収穫が楽しみ」と語っていた公陽選手は、実際に育ったキュウリを収穫し、喜びを噛みしめた様子。平選手も生産者の蔓下げするスピードに驚きながら、積極的に作業に取り組んでくれました。西田のきゅうりプロジェクトでは11月から翌年6月にかけて約1万本の収穫を見込んでおり、子ども食堂への寄贈やシーホース三河のホームゲームでの販売を予定しています。
販売に向けて、公陽選手は「ご縁があって実現した取組みなので、多くの方に手に取ってもらえたらうれしい」と話し、平選手も「いろいろな食べ方ができるので、ぜひ味わってほしい。シンプルな塩昆布和えで食べてみたい」と笑顔を見せました。今後も選手による収穫体験を計画しており、スポーツと農業が連携した新たな地域振興の形として定着をめざしてまいります。





































