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日持ち性向上の認証に加え、ポスター・カタログ制作で「西尾産」PR

2018.5.1

完成したポスターとカタログを手にする同組合の役員ら
完成したポスターとカタログを手にする同組合の役員ら

 4月26日に一般社団法人 日本花き生産協会の「花き日持ち性向上生産管理基準認証者」の認証を取得したレインボーバラ共選組合は、組合発足から25年目の節目を迎え、市場・卸業者向けのポスターやカタログを制作し、販売促進活動に力を入れています。全国の出荷量2億5,720万本の18%を占める愛知県のなかでも他産地との差別化を図り、市場関係者や花屋へ西尾産バラの認知度を高めて販路拡大につなげることが目的です。
 制作したポスターの上部は主力品種の「サムライ08」「ブリランテ」をはじめとした7種のスタンダードで、同組合の名称「レインボー」の由来である七色の虹を表現し、インパクトのあるデザインに。またポスターとしては珍しく、所属する組合員の集合写真と生産者名を掲載し、取引の効率化とともに顔が見える産地として安心感と若さをPRしています。
 花屋向けに制作したカタログは全16ページ・106品種を掲載。品種名に加え、花言葉を紹介するコーナーを盛り込み、花屋に訪れた消費者が手にとっても楽しめるよう工夫しました。カタログの表紙はポスターと連動させ、一目で同組合の商材と分かるようなデザインとなっています。
 ポスター・カタログは既に全国の各市場へ配布が終了し、市場関係者からは「生産者の顔が見えて分かりやすく、組合の名前『レインボー』を連想させるデザインでとても良い」などと反響がありました。同組合の稲垣宣邦組合長は「世代交代し、若手の生産者も増えてきた。若さで産地の持続力をアピールしつつ、レインボーブランドの定着化を図りたい」と期待しています。現在は、オリジナルののぼりを制作中で5月中旬頃完成予定。市場のほか、イベントの際にも使用し、幅広く発信していきます。

 

◆生産概況は農林水産省作況調査(花き)平成28年度確報より