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経営者に必要な資質と能力、㈱ローソンジャパン元社長・都築氏語る 西尾鉢物出荷組合夏期研修会

2018.7.27

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参加者に向けて話す都築氏

 西尾鉢物出荷組合は7月26日、碧南市の衣浦グランドホテルで夏期研修会を開催しました。組合員のほか、全国各地の取引市場・取引業者らあわせて合計約140人が参加。同組合が生産者教育の一環として毎年行っているもので、栽培・経営面両方の向上を図るとともに、市場関係者とのつながりの形成・情報交換を目的としています。
 研修会では講師として、㈱ローソンジャパンの元社長であり、㈱都築経営研究所で代表取締役を務める都築冨士男氏が、「ローソン再建に学ぶ企業経営」と題して講演。新業態であるコンビニエンスストアの経営を構築し、ローソンを全国80店舗から3000店舗にまで拡大させた経験を基に、経営者に必要な資質やローソン再建の決め手、「からあげクン」誕生のエピソードなどを約2時間にわたり参加者に向けて話しました。
 冒頭あいさつで水野光浩組合長は、来賓・取引業者などの参加と日頃の協力に感謝を述べ、「お客様ニーズが多様化し、大量生産による経営は苦しくなっている。少量多品目をそろえ、消費者を飽きさせないことが大事。今日の講演を基に、違う角度から鉢物づくりについて考えられればと思います」と話しました。
 また翌27日には、JA西三河野々宮センターの鉢物出荷場に生産者・市場関係者らが集まり、鉢物展示会を開催しました。その後の圃場視察・現地商談会では、市場関係者らが、和物・洋ラン・観葉・鉢花のコースに分かれ、各種の生産者の圃場を巡回。生産現場の観葉植物や鉢花に直接触れ、商品の特徴などを質問し、情報を交換しました。