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「西尾梨」を食べて交通事故「なし」! ~地元農産物で啓発運動~

2018.8.8

来園者に「幸水」と啓発品を手渡すJA職員ら
来園者に「幸水」と啓発品を手渡すJA職員ら

 当JAは8月3日、『「西尾梨」を食べて交通事故「なし」』と、地元産の梨とかけて交通事故ゼロ運動を西尾市憩の農園で行いました。当JAによる地元農産物を使った啓発運動は、今回が初めて。新たな地域ブランド「西尾梨」の周知・地産地消による地域振興を図るとともに、多発する高齢者の交通事故に対する注意喚起を目的とします。
 この日、県西三河農林水産事務所農業改良普及課、西尾市、JAの職員ら計20人により、啓発チラシ・反射材とあわせて7月より出荷が始まった「幸水」を来園した組合員・利用者約150人に無料配布し、「西尾梨」ののぼりを掲げながら交通事故の未然防止を呼びかけました。受け取った来園者は「ありがとう、安全運転に心掛けます」と笑顔で応えました。あわせて同会場では「幸水」の試食販売を実施し、地元で採れたみずみずしい梨の魅力を発信しました。 
 西尾市では、「有袋栽培」や「交信撹乱剤(性フェロモン剤)を使用した環境に優しい防除」を産地全体で取り組んでいることが特徴。さらに害虫の発生を効果的に抑えるため、新型資材「バンカーシート」の利用を試験的に開始し、化学農薬の使用量を減らす取組みに力を入れています。また、平成30年2月には「三河梨」から「西尾梨」へ名称を変更し、産地化を見据えた地域ブランドの確立を目指しています。