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稲作青年部の若手農家が食育推進イベントで稲刈り指導 おにぎらず・稲わらリース作りも

2018.8.28

稲作青年部の農家が見守る中ではさみで稲を収穫する子ども
稲作青年部の農家が見守る中ではさみで稲を収穫する子ども

 西尾市の食育推進事業「親子で稲刈り体験」が8月25日、西尾市斉藤町のJA事務センターで開かれました。西尾市内の若手米農家で組織する稲作青年部のメンバーら31人が講師を務め、参加した8家族28人の親子連れに向けて、稲刈りの指導やコンバインでの稲刈りの実演、「おにぎらず」や稲わらリース作りを指導しました。
 参加者らは近隣の圃場で、収穫期を迎えた『コシヒカリ』の収穫に挑戦。小学生未満の子どもたちでも安全に収穫を体験できるようはさみも用意し、鎌やはさみで稲穂を刈り取って束ねました。
 また「おにぎらず」づくりでは、今年の新米を使い、思い思いの具を挟んで丸め、おいしく味わいました。稲わらリース作りでは、今年の「あきたこまち」の稲わらを三つ編みにしてリースをつくり、装飾を施しました。
 冒頭で稲作青年部の渡辺悦治部長は「慣れない作業があると思うが、愉快な農家のお兄さんたちが優しく指導してくれますので、稲刈りを楽しんで良い夏休みの思い出を作ってください」と話しました。また参加した家族連れは「稲刈りは初めて。たくさん切るのは難しかった」などと話し、稲作への理解を深めました。