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カーネーション合同品質調査 県下で品質の底上げ

2018.12.20

荷物を確認する様子
参加者で集荷された荷物を確認

 当JAは自己改革の一環として、JAあいち経済連と連携し県内のカーネーションが一堂に集まる名港フラワーブリッジでの品質調査に取り組んでいます。部会内での品質向上と販売力強化に向けて取組みを開始。現在は県下JAへと広がり、平成27年以降は経済連主体によって県内のカーネーション産地であるJA愛知みなみ、JAあいち中央、JAあいち知多とともに合同品質調査を行い、全国一の産地をめざすべく生産者同士が切磋琢磨し、県下における品質の底上げとブランド力強化を図っています。

dsc_4027 合同品質調査は、大産地であり大消費地でもある愛知県でしかできない取組み。生産者数が多く、県のカーネーション部会を通じて生産者同士のつながりもあり、さらには地元に大きな市場があることによって定期的な品質調査を可能としています。月に一度、名港フラワーブリッジに出荷しているカーネーション共選部会の担当者および希望する生産者が集い、集荷されたカーネーションを品種・等階級別に確認。束重量の測定や荷姿を撮影し、切り前や曲がり、花の痛み具合などを記録して販売単価の向上に努めています。生産者が市場に出向いて出荷物の状態を自分自身の目で確かめることにより、納得した上で品質改善ができ、生産者のモチベーションも大幅に向上。JAと生産者間の情報伝達もスムーズとなり、この5年で市場担当者が「本当に良くなってきている」と評価するほど品質面に効果が表れ、県外からの高評価を得ています。
 12月13日には4JA5共選部会の担当者、生産者をはじめとする計18人が参加。カーネーションの本格シーズンに向けて、市場担当者と活発な情報交換を行いました。