新着情報

佐久島産サツマイモの本格芋焼酎「sakushima ~咲島~」完成披露会 6月発売予定

2019.3.26

完成した芋焼酎「sakushima ~咲島~」
完成した芋焼酎「sakushima ~咲島~」

 JA西三河は3月19日、本店で「佐久島産サツマイモの芋焼酎「sakushima ~咲島~」完成・発売記念披露会」を開きました。同商品は、JAと島民団体・西尾市等が2017年度より共同で取り組む、佐久島産サツマイモの名産化の取組「サクのいもプロジェクト」の取組の一環。2018年秋に収穫したサツマイモを原料にした芋焼酎がこのほど完成し、関係者にお披露目する場としてJAが披露会を主催しました。
 披露会には、同プロジェクト主体である佐久島の島民団体「島を美しくつくる会」のほか、サツマイモの栽培・収穫や商品企画を行った愛知淑徳大学の学生団体、芋焼酎の製造を行った相生ユニビオ㈱、西尾市、愛知県などの関係者や、報道機関などあわせて約30人が参加。JA担当者が取組全体について報告を行ったほか、報道機関からの質問について、各団体の担当者が詳細に説明を行いました。また、佐久島でCafe & Bar『じょえる』を経営する笠間淳さんが、同焼酎をつかったカクテル3種を参加者にふるまい、参加者や報道関係者はカクテルやロックの芋焼酎を味わいながら交流し、情報交換を行いました。
 冒頭あいさつで、JA西三河の名倉正裕代表理事組合長は「今後はこのサツマイモをさらに多く収穫し、多くの方々にこの焼酎を愛して頂けるよう取り組んでいきたい」と話しました。また、島を美しくつくる会の鈴木喜代司会長は「今年は非常に厳しい気候だったが、島民の方々の協力もあり1.2㌧を出荷できた。今後は、新しい若者たちが楽しみながらサツマイモを作ってくれることや、焼酎の新しい飲み方を広めてくれることを願っている。今後も関係の方々にご協力いただきながら、安心安全なサツマイモを作っていきたい」と話しました。
 芋焼酎「sakushima ~咲島~」は、佐久島産のサツマイモ「紅はるか」を使った本格芋焼酎。若い世代の目を引くよう、愛知淑徳大学の学生団体、佐久島を拠点とするNPO法人とともに商品を企画し、佐久島の観光名所「おひるねハウス」をモチーフとしたラベルを作成。またカクテルとの相性がよくなるよう、イモの香りを抑え、水割り・ロックに限らない幅広い用途に適する味わいとなっています。同JAより6月に発売の予定。同JAのさかなセンター店・佐久島店で販売のほか、佐久島の民宿・食堂・カフェなどで提供の予定です。

「sakushima ~咲島~」のカクテルを味わう参加者ら
「sakushima ~咲島~」のカクテルを味わう参加者ら