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JA西三河じねんじょ研究会、初の通常総会 経験積み重ね技術向上・販売拡大目指す

2019.4.10

あいさつする井土会長
あいさつする井土会長

 JA西三河じねんじょ研究会(会員8人)は4月9日、JA本店で第1回通常総会を開きました。議事では、昨年度の事業報告・会計報告および今年度の事業計画案・予算案などを承認しました。今回が初の定期総会。
 冒頭のあいさつで井土和之会長は、全員がジネンジョ栽培の初心者である中での試験栽培の苦労と、会員の協力への感謝を述べ、「我々の研究会が自慢できるのは、平均年齢がとても若く、今後も長く栽培に挑戦していけること。この一年で学んだことがたくさんある。これを積み重ねながら、皆様とともにジネンジョの栽培技術向上と販路拡大に向けて頑張っていきたい」と話しました。
 同会は2018年度、栽培学習を目的とした共用圃場でのジネンジョ試験栽培のほか、網室での無病種芋生産、12月には憩の農園での試食販売会を行いました。今年度は網室で生産した無病種芋を各会員に配布し、共用圃場や各自の圃場でジネンジョを生産の予定。11月頃に本格収穫を迎えるジネンジョは、愛知県産ブランド「夢とろろ」として、各自が産直店舗等へ販売します。また愛知県じねんじょ主産地協議会の主催する品評会にも参加の予定です。
 同研究会は、露地イチジクを栽培する生産者を中心として2018年1月に発足しており、会員の平均年齢が40歳代ととても若いことが特色。今後も栽培技術を向上させ、露地イチジクとジネンジョの複合経営による高所得を目指します。