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施設イチゴ出荷ピーク、1日に45000パック JA西三河いちご部会

2019.5.7

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イチゴを収穫する農家

 西尾市内で施設栽培イチゴの出荷が4月からピークを迎えました。出荷場のJA西三河小牧センターでは、多い日には1日に4万5000パック(1パック280g)を集荷し、主に県内および北陸方面の市場へ出荷しています。
 今作のイチゴは、昨年10月の台風による日照量不足と年明け以降の低温の影響から、例年に比べて少なめ。全国的な品薄の影響から単価は高く、部会出荷額は4月現在104%と好調に推移しています。
 JA西三河いちご部会の深谷均部会長は「近隣の市場への出荷により、より新鮮な状態で消費者に届く。新鮮で果実がしっかりしており、自信を持ってお勧めできるイチゴを収穫できているのでぜひ食べてほしい」と自信。
 西尾市内のイチゴ生産者で組織するJA西三河いちご部会(部会員89人)は面積17.1㌶で約950㌧のイチゴを生産。近年は新型の天敵資材利用による農薬使用量低減を通して安全・安心なイチゴ生産に取り組んでいます。5月31日には、今年度より開始する新規就農者向け栽培講座「いちごスクール」の開校式を開き、5人の受講生が入校の予定。生産者圃場での直接指導や経営研修等を通して専業農家を育成し、長期にわたる産地規模の維持拡大につなげたい考えだ。