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新時代のご夫婦の門出を祝福 西尾市花き協議会、「令和」初日の婚姻届提出者に花束プレゼント

2019.5.13

 芝田さんご夫妻と、花き協議会の外山会長(右)

芝田さんご夫妻と、花き協議会の外山会長(右)

 新元号「令和」の初日となる5月1日、西尾市花き協議会は、西尾市役所の婚姻届専用特設窓口に婚姻届を提出したご夫妻30組に、西尾の切花でできた花束をプレゼントしました。この日に夫婦となるカップルの新たな門出を祝うとともに、若い世代に対する花きの消費啓発にむけたPRが目的。
 西尾市はこの日、市役所1階の多目的室に婚姻届提出用の特設窓口を開設。付近にはバルーンアートや、「令和」の文字パネルを用意した記念写真撮影のブースも設置しました。窓口では午前9時に受付を開始し、多くのカップルが婚姻届を提出。30個用意した花束は昼までに配布を終了するなど大変にぎわいました。
 この日婚姻届を提出した西尾市羽塚町の芝田泰子さん(30)は、夫となる尚徳さん(30)とともに花束を受け取りました。泰子さんは「プロポーズのときにも花をもらっていて、びっくりしたけど嬉しかった。改元の日はいい記念になると思い、今日婚姻届を提出することにしました。これから新居に引っ越しますが、新たな家庭でも花を置くようにしたいと思います」と話しました。また西尾市花き協議会の外山松生会長は「協議会の花育活動はこれまで子供を対象にしたものがメインだったが、今日の取組はもうすぐ親世代になるだろう方々が対象。花をもらってうれしい気持ちを、若い世代や家庭の中にも伝えていきたい」と話しました。
 西尾市は市町村単位で全国7位(生産額35億2000万円)となる一大花き産地。全国有数の生産量を誇るカーネーションや、市のシンボルフラワーであるバラ・菊・デルフィニウムなどの切花類、コチョウランや観葉植物といった鉢物などバラエティに富んだ花き類を生産しています。今年は改元と新天皇即位による祝賀ムードの高まりが記念日需要を喚起し、高単価での取引が続いています。