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よりよい防除指針の作成に向けて果樹防除暦検討会

2019.11.18

参考資料を基に防除暦を作成するJA担当者ら(手前)

 当JAは11月8日、果樹防除暦検討会をJA小牧センターで開きました。近年、春先にウメ・ミカン・ブドウに対する営農相談が増加。ミカン・ブドウは既に防除暦がありますが、ウメの防除暦はないため次年度に向けて新たに作成しました。防除指針を作成し関係部署で共有しておくことで、次年度に向けた窓口対応の強化に役立てていきます。また管内には3品目とも生産組合等はないものの、少量ながら生産する農家がいるため、防除暦を配布することでJAの利用量向上にもつなげていきます。
 検討会には農業改良普及課や農薬卸業者、JAの購買担当者ら4人が参加。ウメは参考資料を基に新たに作成。ミカン・ブドウは今年度の防除暦を基に、農薬登録上の変更点を確認し改善点を協議しました。
 今年入組し、小牧センターで購買を担当する水野希美華さんは「暦を一から作成するのは大変だが、すごく勉強になった。窓口業務に活かし、今後も適正な栽培指導を行っていきたい」と話しました。JAでは窓口営農相談の充実に力を入れ、産直出荷・家庭菜園向けの農薬相談や防除情報の提供にも努めていきます。