新着情報

カーネーションの生産安定技術向上に向けて、西尾市で研究会開催

2019.12.3

カーネーション品種展示会

 愛知県農業総合試験場と愛知県立農業大学校との共催で、愛知県花き温室園芸組合連合会カーネーション部会は11月21日、一色中部支店でカーネーションの生産安定技術に関する研究会を開きました。同部会による研究会開催は2年に1度。県内各地の栽培圃場を見学し、試験場や市場関係者等を講師に招いて研鑚に励んでいます。
 この日、同部会に所属する県内のカーネーション生産者や関係機関など約70人が参加。うち市内からは約20人が出席しました。愛知県農業総合試験場や西三河農業改良普及課の担当者が講師となり、カーネーションの生産安定技術向上をテーマに「カーネーションのBA液剤利用による側枝発生促進効果」、「カーネーションのBA液剤利用の現地実証事例」、「カーネーションでのIPMの取り組み」と題して研究成果を報告。参加者はカーネーションのBA液剤処理による効果やIPMの取組事例について学びました。
 会場ではカーネーションの品種展示会を開催し、農業総合試験場が育成中の系統をはじめ、種苗会社7社が開発した新品種やオリジナル品種など約200種が展示されました。参加者はサンプルカーネーションをもとに、各種苗会社の担当者と品種特性や栽培方法について話を弾ませていました。