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JA西三河梨部会 新部会長に鈴木榮さん

2020.3.2

就任あいさつする鈴木新部会長

 JA西三河梨部会は2月21日、JA本店で第6回定期総会を開きました。総会には部会員のほか、行政・市場・JAなどの担当者らあわせて42人が参加。議事では2019年度事業報告並びに収支決算、2020年度事業計画と収支予算案などを承認し、役員選任では新部会長として鈴木榮さん(江原町)を選任しました。
 冒頭で齋藤光俊部会長は今年度の異常気象や病害虫被害について、「台風や高温などの異常気象は仕方ないが、病害虫対策に関しては今後も部会全体で対応していきたい」と話し、鈴木新部会長は「皆様と協力して、どこでも自慢できるような『西尾梨』を作っていきたい」とあいさつしました。

 同部会は西尾市内の梨生産者61人で組織し、年に約110㌧の梨を主に県内の市場へ出荷しています。2018年度より新たに『西尾梨』のブランド名で販売しており、産直店舗でのPR活動などを通じて地元で採れた梨の魅力を発信しています。また産地全体で有袋栽培を行っていることが特長で、病害虫対策として交信撹乱剤(性フェロモン剤)やバンカーシートの利用によるIPM(総合的天敵防除)によって、果皮を美しく仕上げて品質向上にも取り組んでいます。