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イチジク苗木の掘り取り、丈夫な苗を生産者へ

2020.3.17

根を切らないよう注意しながらイチジクの苗木を掘り取る生産者

 JA西三河・JAあいち中央・JAあいち豊田・JAあいち三河のイチジク生産部会で組織する「西三河いちじく部会」は3月16日、下道目記町でイチジクの苗木を掘り取りました。イチジク株枯病の発生を背景に、JAあいち経済連を通じ苗木作りを委託することで、病気のない安心で丈夫な苗木を生産者へ安定供給。共選組織では20年以上前から取組み、全国有数のイチジク産地である西三河地域の維持・拡大に貢献しています。
 この日、JA西三河、JAあいち中央、JAあいち三河の生産者ら約60人が参加し、経済連担当者の指導の下、1時間ほど作業にあたりました。4月から本格就農する「いちじくスクール」修了生の2人も参加。参加者らは元イチジク生産者である伊澤治さんのほ場で「桝井ドーフィン」や「サマーレッド」など約1,800本の苗木を採取。太い根を切らないよう注意を払いながら、掘り取り作業に取り組みました。
 各JAでは部会員向けに苗木の事前予約を取り纏め、生産コストの削減や部会員同士の交流につなげています。