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タマネギの目揃え会、本格出荷を前に出荷規格を共有

2020.3.24

サンプルタマネギを用いて規格確認

 当JAは3月19日、西部センターで生食用タマネギの目揃え会を開きました。生産者とJA担当者、市場担当者ら18人が参加し、23日から始まる初出荷を前に規格統一の意識を高めました。
 目揃え会は極早生品種「貴錦」「浜笑」などの出荷開始に合わせて、例年より2週間ほど前倒しで開催。今年は気温が高く順調に生育が進んでおり、出荷量は例年並みの見通し。この日は、JA担当者が正品や規格外・病害虫被害の写真やサンプルタマネギを用いて、形状や分球・はぜ・割れなどによる階級基準を説明しました。また市場担当者は、「暖冬の影響で全国的にも前進出荷が見られる。販売先については、今年も地元量販店を中心に荷物を卸していく」と報告しました。
 タマネギの出荷時期は3月下旬から6月上旬で、ゴールデンウィーク頃に出荷ピークを迎えます。2018年度は、市内で38人の生産者がJAを通して7800袋・156㌧のタマネギを名古屋の市場へ出荷。今年度は20人が出荷します。指導販売課の西井大悟さんは「暖冬のためベと病に注意してほしい。徹底した防除で病害虫対策を行い、万全の態勢で出荷ピークに備えてほしい」と呼び掛けました。