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第69回西尾市茶業組合定期総会 新組合長に稲垣宏紀さん

2020.3.23

 

就任あいさつする稲垣新組合長

 西尾市茶業組合は3月19日、第69回西尾市茶業組合定期総会をJA西三河西ノ町支店で開きました。生産者をはじめ、行政、JAなど関係団体約60人が参加。議事では2019年度事業報告並びに収支決算報告、新年度の事業計画並びに収支予算案を承認。役員改選では、新組合長に稲垣宏紀さんを選出しました。
 稲垣拓康組合長は今年度の一番茶について「適期摘果の判断が難しい年だったが、組合員の皆様の経験と技術で香り高い高品質な抹茶の栽培ができた」と報告。また15年ぶりに西尾市で開催された第73回全国お茶まつり愛知大会を振り返り、全国茶品評会における稲垣宏紀さんの農林水産大臣賞受賞を称え、市・県・JAとともにワンチームとなって実現できた西尾の抹茶博について関係機関へ感謝を述べました。また新たに「西尾のてん茶」でGI登録を申請していることや、食品と農作業の安全・環境保全のため、愛知県GAP認定の更新審査を受けていることを報告しました。
 稲垣宏紀新組合長は「てん茶業界も厳しい状況に入ってくる。その中で何ができるのか、皆さま方の知恵をお借りして何とか進めていきたい」とあいさつ。2020年度の事業計画では「茶業の発展と今後の対策」を基本方針とし、環境と安全に配慮したGAP手法の導入・愛知県GAPの活用をはじめ、安心・安全な西尾茶づくりのための生産履歴の記帳など計13項目を盛り込みました。