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春をつげる旬の味覚「タケノコ」の出荷スタート

2020.4.10

小牧センターでタケノコの集荷作業にあたる兵藤さん

 当JAは4月1日より、JA小牧センターで春の味覚「タケノコ」の集出荷を行っています。管内では、3人の生産者が4月末まで豊田市場へ出荷。今年は発芽前にしっかりと雨が降り、暖冬であったため、出荷開始1週間の出荷量が昨年に比べ2倍に増え、太くずっしりとしたものが多くみられます。
 吉良町駮馬地区で採れるタケノコは、土の中から掘り起こし収穫するため、えぐみが少なく色味が良いのが特徴。また早く掘り取ることで後続のタケノコの肥大や発生が早まり、早期で高品質な出荷につなげています。冬場には伐竹や施肥、管理作業を行うことにより発筍量を増やし、やわらかく食味の良いタケノコを生産。さらに急斜面を生かしたカナテコによる収穫方法によって、掘り起こしの労力削減につなげています。

 小牧センターの兵藤孝浩さんは「高齢化により生産者が減少する中、今年は出荷開始からしっかり量が出ているので、後半も引き続き販売に力を入れていきたい」と話しており、JAは市場を通じて固定客へ出荷し、安定価格での取引に努めていきます。