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「いちじくスクール」6期生の開校式

2020.4.10

経済連担当者(右2人目)、県担当者(左4人目)、井土会長(左3人目)からの指導を受けるスクール生

 当JAは4月8日、新規就農者向けの露地イチジク栽培講座「いちじくスクール」の開校式をJA小牧センターで開きました。
 今年度は新たに6期生2人が入校。昨年からの5期生1人と合わせて3人が1年通してイチジク栽培を学びます。JA西三河いちじく部会井土和之部会長は「スクールは6年目になり、部会の4割がスクール出身者となった。スクールでは情報を共有して、次世代につなぐ場にしてもらいたい」とあいさつしました。開校式後は、吉良町のイチジク農家大城正貴さんのイチジクほ場に移動し、県担当者、経済連担当者、井土部会長の指導を受けながら苗木10本を定植しました。
 今回から参加した6期生の山崎友靖さんは「イチジク栽培に興味があり、インターネットで調べたら西尾のイチジクが人気と聞いた」と北名古屋市から参加しました。また山崎さんは「将来は農業に携わりたいと思っている。今は本職があるので兼業農家としてイチジクを栽培していく。二足のわらじでどこまでできるか楽しみ」と熱意を語ってくれました。働き方改革で副業が注目されるなか、今後の副業としての農業の可能性を期待し、産地の維持・拡大につなげていきます。
 井土部会長は「愛知県の農家が高年齢化で数が減ってきているので、次世代として、生産量日本一のブランドを維持してほしい」とスクール生へ思いを語ってくれました。