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母の日に花を贈って農家を応援 西尾市役所でフラワーギフト販売

2020.5.14

 5月8日、西尾市市役所にて市職員への母の日用のフラワーギフトの販売会を行いました。
 4月中旬に新型コロナウイルス感染拡大によって鉢物価格の下落をうけ、JA西三河は生産者を応援するため、市役所へ西尾市で生産されたサフィニアの販売を企画しました。

花を受け取る市職員

 サフィニアは花を波打つ様に次々と咲く豪華な品種で、育てやすさと色の美しさから幅広い層に支持され、日本の「ガーデニングブームの火付け役」としても知られています。
 当日は受け渡しのみとし、感染予防対策として受取りに来る職員は部署ごとに時間をずらして受け取りました。合計で182鉢が購入されました。
 担当したJA野々宮センター磯谷正樹係長は「家族で外出を自粛している一方で、家事は増えている。お母様や奥様に感謝の気持ちとして、贈って癒しを届けて欲しい」と話しました。
 西尾市は古くは植木や和物の産地として発展しました。高度経済成長期に洋ラン、観葉植物、鉢花、花苗といった幅広い栽培が始まり、大産地として成長しました。西尾鉢物出荷組合は、現在86人の生産者が約6900種類を生産しています。「何でも揃う産地」として全国へ出荷しています。