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利活用協力施設へ「あいちの花」をお届け!第1弾は西尾市産花き

2020.6.3

運送業者から花きを受け取る施設担当者(右)

 愛知県は新型コロナウイルス感染拡大に伴う需要減少により大きな被害を受けている県内農業者に対し、経営支援を行っています。県内各地の公共施設等へ無償で「あいちの花」を提供しており、5月28日には一般募集で応募した利活用協力施設へ初めて花きを届けました。

 第1弾として、花き生産が盛んなJA西三河管内の生産者が協力し、菊1,000本、バラ210本、カーネーション500本やコチョウラン12鉢、観葉植物100鉢など市特産の花きを提供。この日、春日井市にある社会福祉法人春生会ケアハウスあさひが丘と、特別養護老人ホームしょうなあさひが丘の2か所へ運送業者を通じて届けました。受け取ったしょうなあさひが丘の水野洋志施設長は「コロナ禍により入居者や職員がストレスを感じながら過ごす中、少しでも安らぎを提供できればと思い応募した。多くの立派な花きを届けていただき、大変有難い」と謝辞しました。届けられた花きは両施設とも玄関やロビー、入居者の部屋などに飾られ、利用者の心を癒しています。

 県では今後も、花きの利活用協力施設を募集。またJAでも県の補助事業活用し、行政と連携した管内の花きの利活用を実施しており、約1週間で100以上の施設へ切り花類約7.7万本、鉢物類約1,100ケースを届けています。