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第2回いちごスクール修了式・開校式 開催

2020.6.1

 JA西三河いちご部会と愛知県・西尾市、JAあいち経済連・JA西三河で組織するJA西三河いちご産地振興委員会は5月29日、施設栽培イチゴの就農支援プロジェクト「いちごスクール」第1期生の修了式並びに第2期生の開校式をJA小牧センターで開きました。
 この日で1期生5人が昨年の5月末から始まった1年間の研修課程を修了した。1期生は現在、今年の冬の初出荷に向けてそれぞれで準備を続け、新規就農者として歩みだしています。
 今回2期生として3人が入校しました。翌週より農作業実習を本格的にスタートします。スクールを担当するJA小牧センターの中村有佑さんは「1年間研修受入農家の方からの指導や関係機関がバックアップを行うため、ぜひがんばってほしい」と話しました。

スクール生(前列)と委員(後列)の集合写真

 2期生にはそれぞれ西尾市内の受入農家が付き、来年5月までの1年間受入農家のほ場で、栽培技術や収穫・パック詰め等の直接指導を受けます。また愛知県立農業大学校の講座を利用し、植物の生理特性や肥料・農薬、経営管理や税務に関する知識といった専業農家として経営する上で必要な知識を習得します。並行してJA西三河のサポートのもと、農地取得や栽培施設の準備、青年等就農計画や農地利用権設定の申請などを順次行い、2021年冬にはイチゴ農家としての本格出荷をめざします。
 JA西三河いちご産地振興委員会は2016年3月に発足。いちごスクールは、西尾市におけるイチゴ生産者の高齢化や生産規模縮小への長期的な対策として同委員会が企画・運営するものです。2021年6月から研修を開始予定の第3期生については、今年4月から募集を開始しています。