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「豊作計画」の掲示板機能を活用し、麦の荷受け状況を発信

2020.6.8

「豊作計画」を使って荷受け状況を発信

 当JAは、今年度より麦の荷受け状況を1時間おきに発信しています。JA愛知中央会、JAあいち経済連など関係団体と連携して行う、「担い手訪問活動」の中からくみ上げた生産者の要望に応えたもの。
 県内トップクラスの麦生産量を誇る愛知県西尾市では、管内3か所にあるカントリーエレベーターで毎年荷受けピーク時に十数台もの車両が搬入の順番待ちとなっており、今回試験的に「豊作計画」の掲示板機能を活用して、荷受け状況を発信することで待ち時間の軽減および作業の効率化を図ります。
 「豊作計画」とは、生産記録のリアルタイム化と栽培情報の蓄積・分析を行う農業経営用クラウドサービス。水田農業における播種・防除・施肥などの作業記録やほ場情報を収集します。ほ場ごとに立てられたピンの色で作業状況が一目でわかり、掲示板を用いてほ場状況がいつでも共有できるため、生産者は収量の振り返りや各種申請書の省力化に、JAは適宜作業などの営農指導に役立てることができます。2018年7月導入以降、現在では11人の生産者が活用。生産者とJAがそれぞれ持っているデータを共有し、産地内情報をビックデータ化することで、様々な視点から分析し、産地全体での生産技術向上を実現しています。