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南部CEが全国2位となる”農水省政策統括官賞”を受賞

2020.7.7

表彰状を受け取る齋藤組合長

 当JAの南部カントリーエレベーター(CE)が、全国の優良CEを決める「優良農協カントリーエレベーター表彰」で、第2位に当たる農林水産省政策統括官賞を受賞しました。米と小麦の産地化推進や、利便性向上、事故防止に向けた取り組みが評価されたもの。
 この表彰は、JA全農が事務局を務める全国農協カントリーエレベーター協議会が主催。5年に一度、全国で優れた実績を挙げたCEを決めています。
 今年はコロナ禍による表彰式中止に伴い、東海農政局、全国CE協議会、JAあいち経済連の担当者らがJA本店を訪れ、7月6日に表彰式が開かれました。全農米穀生産集荷対策部は「稼働率はトップクラス。品質や作業管理の面でも、全国の模範となるCEだ」と評価。表彰式では東海農政局生産部生産振興課の市橋康弘課長からJAの齋藤種治組合長へ表彰状が手渡され、齋藤組合長は「受賞を機に、取り組みを他のCEや事業所に波及させ、米や農産物の価値向上にもつなげていきたい」と話しました。

 南部CEは、米では管内への多収性品種普及の拠点として荷受け分散など稼働率向上と品質担保に力を入れ、フレコンを中心にばら出荷も受け付けて生産者の利便性向上につなげています。麦は愛知生まれの品種「きぬあかり」「ゆめあかり」を軸に、実需に即した生産を後押し。稼働率は3年平均で129%。施設では5S(整理、整頓、清掃、清潔、習慣)を徹底し、安心・安全な作業に努めています。