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産直農家によるホオズキの出荷スタート

2020.8.6

早朝から収穫作業に取り組む三浦さん

 西尾市で産直農家によるホオズキの出荷が8月上旬より始まりました。管内の産直店舗には販売需要の高まるお盆に合わせて8日頃より特設コーナーを設置。最需要期となる10日から12日にかけて売り場いっぱいにホオズキが並びます。
 産直農家・三浦三四治さん(57歳)宅では、多品目の露地野菜を栽培する傍ら、約7㌃の圃場でホオズキを栽培。8月6日からホオズキの収穫を開始し、一家総出で早朝から収穫作業を行っています。ホオズキの葉を落とし、根本から切って収穫。収穫したホオズキは、自宅の作業場でビニール袋に詰めてJAの産直店舗や道の駅などに出荷し、作業が順調に進めば、12日までに昨年の1.5倍となる約1万本を出荷する見込みです。
 三浦さんは今年の出来について「長梅雨の割には大きな病気もなく、鮮やかな朱色で色づきも良好。年に1度の商品なので、できる限りきれいなものを創ろうと心がけている。お盆にぜひ飾ってほしい」と話しました。

 JA西三河産直部会は524人で構成。新鮮な花きや野菜などを管内7か所の産直店舗へ出荷し、年間販売額は約5億5,000万円にのぼります。近年は仏花の販売にも力を入れており、お盆期間は普段の約5倍の豊富な品揃えを誇っています。