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豊明花き×西尾鉢物出荷組合 初のリモート商談会

2020.8.20

ZOOMを使って商品紹介する生産者

 豊明花き株式会社と西尾鉢物出荷組合は8月17日、初のリモート商品説明会をJA西三河あぐりセンター野々宮で開きました。県内JAでは初めての試み。今年はコロナ禍により年4回行う豊明花き主催のトレードフェアが開催できないことから、商談会のリモート化を確立し、新たな販売チャネルとして構築していきます。
 商品説明会はWeb会議ツール「ZOOM(ズーム)」を活用し、豊明花きの買参人などに向けて30分実施。西尾市を管内とするJA西三河が、会場とネット環境を提供することにより取組みを実現。生産者は秋におすすめの和物・観葉植物・ハーブ・柑橘系など約30種を紹介し、商品説明のほか、管理方法や今年のトレンドなど思い思いに買参人へPRしました。西尾鉢物出荷組合の鈴木敬寿組合長は初のリモート商談会を振り返り、「しっかり紹介できた。引き続き環境を整え、情報発信を強化していきたい」と前向きな姿勢を見せ、豊明花き株式会社 営業本部販売部の田中強部長は「第2、第3ステップを踏み、売り上げの多い3月、4月に向けて仕上げていきたい。まずは地元で試験運用し、将来的に全国へ広げていけたら」と話しました。
 今回、コロナ禍を機に新しい形式としてリモートで開催。市場から近く、年間を通じて幅広い鉢物を取扱う西尾市を最初のモデルとして試験的に導入しました。次回は10月中旬に開催する予定。また県内の他産地でも順次検証を行い、全国的にインターネットツールを利用した商談会を広めていきます。