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実りの秋到来!市内で「コシヒカリ」の収穫ピーク

2020.8.27

収穫作業にあたる花木部会長

 西尾市では8月下旬より本格的に稲刈りなシーズンを迎えています。市内生産量の約4割を占める「コシヒカリ」の収穫は8月20日から始まり、市内全域で黄金色の稲穂をコンバインが走っています。
 今年は7月の長雨による日照不足が品質に影響するおそれがあったものの、天候に恵まれコシヒカリの生育は順調に進み、収量は平年を上回る見込み。例年稀に見ぬ猛暑日が続く中、白未熟粒・胴割米といった高温障害も懸念されていますが、深水管理などに気を付けながら作業を進めていきます。西尾市内で米・麦・大豆を生産する西三河農協農作業受託部会の花木道明部会長は「高温障害も心配だが、1等級もでており出足は順調。新米は粘り気がありモチモチしておいしいので、ぜひ食べてほしい」と話しています。
 西三河農協農作業受託部会は48人で組織し、1,888㌶で年間約9,765㌧の米を生産。「コシヒカリ」の収穫は9月中旬頃まで続き、9月下旬から市内生産量の約半数を占める中生種「あいちのかおり」の稲刈りが始まります。また西尾市は耕畜連携も盛んで、10年以上前から環境にやさしい農業を実践。家畜ふん堆肥を有効活用し、安全・安心な農産物の提供に貢献しています。収穫されたお米はJAブランド米「矢作の恵」として市内Aコープや産直店舗で販売するほか、ドラッグストアチェーン「スギ薬局」や大型ショッピングモールの「イオン」でも取り扱われ、東海4県で広く販売します。