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商業施設でアレンジフラワーの無料体験会開催 ”花に触れる機会を”

2020.11.12

アレンジフラワーを楽しむ親子

 西尾市は10月31日と11月1日の2日間、ヴェルサウォーク西尾でアレンジフラワーの無料体験会を開催しました。今もなお、新型コロナウイルスの感染拡大により消費が低迷している花き業界を応援し、日常生活への花の取り込み方を提案することが目的。花のある日常を推進して地域一体となって生産者・販売店を支援していきます。
 アレンジに使用した花のうち、バラとカーネーション、デルフィニウムはJAを通じて西尾市産を使用。その他は販売店を通じて各日180人分用意されました。会場にはJA職員も駆けつけ、市職員とともに商業施設を訪れた地域住民へ地元産花きの魅力をPR。参加者はバラやカーネーションなど10種類から好きな花を8本選び、花器に見立てた紙コップへ自分好みに生けました。参加者は皆「楽しい!」と口をそろえ、「お弁当を作る感覚で楽しかった」「初めて孫と一緒にアレンジでき、素敵な思い出になった」などと話しました。両日ともに好評で、子供連れの家族を中心に幅広い年代の人が花に親しみました。

参加者と一緒に花を手にするJA職員(両側)

 この取組みは特産の花き消費拡大に向けて今年6月より西尾市が開催する「紙コップフラワーアレンジコンテスト」の一環。実際に体験することで花を身近に感じ、その楽しさや手軽さを経験して日常的な需要の一歩につなげようと企画されました。

 西尾市は全国7位の花き産出額(34.4億円、2018年度)を誇る花の街。なかでもカーネーション生産は全国でもトップクラスで、同市を管内とするJA西三河も地域農業活性化に向けて行政と連携した販売促進活動や花育授業の開校に積極的に取り組んでいます。