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「とげなし美茄子(びーなす)」の共選出荷を開始

2020.11.11

 西尾市内の施設ナス生産者で組織する西尾市茄子組合は11月1日より、JA西三河あぐりセンター高河原で共同選荷を開始しました。JAあいち中央・JAあいち三河の生産部会とともに共販組織「西三河促成なす部会」を組織しており、「とげなし美茄子(びーなす)」のブランド名で販売しています。主に県内市場へ出荷し、翌年6月まで生産します。
 出荷初日には243ケース(1ケース5㌔)を出荷。大きな自然災害も無く生育は順調です。選荷場では、生産者が出荷したナスをパート選荷人が等階級に分け、箱詰め作業に取り組んでいます。
 また11月5日には、あぐりセンター高河原で目揃え会を開き、パート選荷人や生産者など12人が参加しました。セントライ青果㈱、衣浦総合卸売市場(株)の担当者がサンプルナスと出荷基準表を基に、ツヤ・果形・果色・キズの有無による選別基準と、箱の中でナス同士がキズ付かないように梱包の注意点も説明しました。
 西尾市茄子組合の杉山富男組合長は「今のところ、順調に出荷できている。消費者が店頭で色々な野菜の中から見て欲しいと思えるナスを作っていきたい」と話しました。
 同組合は未発達数を基にした収量予測を2014年より採用しており、スムーズな出荷体制と有利販売につなげています。また抵抗性害虫の発生を回避するため、系統の異なる複数の薬剤でローテーションを組み、効果的な防除を行っています。