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吉良茶業組合 津平小にうがい用秋番茶20㌔贈る

2020.11.19

星野組合長(中央)から秋番茶を受け取る渡邉くん(右2番目)ら

 西尾市吉良地区での茶生産者21軒で組織する吉良茶業組合は11月18日、西尾市立津平小学校へうがい用の秋番茶20㌔を寄贈しました。秋番茶は日光をよく浴びているためカテキン豊富で、抗酸化作用を含みうがいに最適。2009年に新型インフルエンザが世界的流行して以来、毎年この時期に1年分のうがい用のお茶を届けています。
 この日、同組合の星野勝美組合長、星野貴博副組合長、組合員の天野功大さんの3人が同小を訪れ、児童会長の渡邉京太朗くんへ秋番茶を手渡しました。星野組合長は「手洗いやお茶を使ったうがいを習慣にしていただき、新型コロナウィルスやインフルエンザの予防に少しでも役立てていただけたら」と話し、渡邉くんは「毎日歯磨きのうがいでお茶を利用している。そのおかげで毎年虫歯が減っている。これからも学校茶園を大切にしておいしいお茶を作っていく」とお礼を伝えました。また齋藤茂樹校長は「長年にわたる地元からの寄付により、子どもたちも元気に過ごせており、お茶うがいのおかげで虫歯が少ないことも実感している。今後も毎日の習慣として予防に生かしていきたい」と述べました。
 同校では一年を通じて給食後の歯磨きの際に同組合提供の緑茶でうがいを行い、虫歯やインフルエンザ、コロナウィルス感染予防に役立てています。