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黄色いバラを飾り、明るく新年を迎えよう

2020.12.28

集出荷作業に当たる山本組合長

 県内有数のバラ生産地である西尾市では、バラの集出荷が順調に進んでいます。同市を中心としたバラ生産者で組織するレインボーバラ共選組合は、赤のスタンダードの大輪「サムライ08」やピンクの「ラブリーガール」「ブロッサムピンク」を主力に、98種類ものバラエティに富んだバラを取り揃えています。年末年始には黄色の「ソラーレ」や「ゴールドラッシュ」、オレンジの「フェスティボ」などが売れ筋。またコロナ禍での不安や緊張を少しでも和らげ、明るく新年を迎えられるよう『めでたい正月には縁起のよい黄色いバラを飾ろう!』と提案しています。
 同組合の山本圭悟組合長は「気温の低いこの時期は年間を通じて花持ちがよく、色づきも鮮やか。ぜひ一年の始まりを運気アップ!元気の出る黄色いバラで迎えてほしい」と話し、JA西三河あぐりセンター野々宮の加藤陽介さんは「松竹梅と合わせるとぐっと和風の雰囲気に。正月の花飾りに取り入れ、自分好みの華やかなアレンジを楽しんでもらえたら嬉しい」と付け加えました。

 レインボーバラ共選組合は15人と1法人の組合員で組織し、年間約530万本のバラを周年で栽培。ハンディ端末で品種や数量などを登録・確認し、円滑な仕分け業務により県内市場を中心に関東・関西方面へ出荷しています。発足以来、地産地消と高品質を重点に掲げ、県内市場への販売高は県内トップクラス。また発足当初より湿式輸送を全国に先駆けて採用し、2018年4月には日本花き生産協会の「花き日持ち性向上生産管理基準認証者」の認証を取得するなど、鮮度へ強いこだわりを持って生産しています。