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神谷豊秋さん 令和2年度農事功績者表彰で緑白綬有功章を受章

2021.1.5

受章報告に訪れた神谷さん(中央)とJAの齋藤組合長(右2番目)ら

 大日本農会の令和2年度農事功績者表彰で、緑白綬有功章(農事功労者「花き」の部)を受章したレインボーバラ共選組合の神谷豊秋さんが12月30日、当JA本店を訪れ、齋藤種治組合長に受章報告しました。
 この日、同組合の山本圭悟組合長と大須賀隆記副組合長とともに来組。神谷さんは「レインボーや法人設立の頑張りがあってのこと。さまざまな方の協力があって受章できたことに感謝している。この章に恥じないよう、より一層頑張っていきたい」と喜びを伝え、JAの齋藤組合長は「とても誇らしく思う。今後も力を発揮して産地を牽引していただきたい」と称えました。

 神谷さんは1978年に就農し、レインボーバラ共選組合、農事組合法人レインボー設立に参画。全国に先駆けた湿式輸送採用やヒートポンプ、炭酸ガス発生器等の早期導入で品質向上技術を確立するなど日本有数のバラ産地形成を牽引してきました。また産地維持のため後継者育成に長年貢献するほか、小学生への花育活動や農業大学校実習生の受け入れ、地域の農地環境保全にも尽力。県農業経営士協会会長として県に対する提言活動も行っており、これらの農業振興への取組みも高く評価されました。

 同表彰事業は明治27年創始され、今年で104回目。農事改良などの顕著な功績があり、地域農業の発展に貢献する人を表彰しています。