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西尾茶協同組合×Tongaliプロジェクト 全国地域ブランド総選挙で「西尾の抹茶」日本一を報告

2021.3.8

中村市長(右端)へ受賞報告に訪れた「西尾×Tongali」チームのメンバー

 特許庁主催の全国地域ブランド総選挙で日本一に輝いた「西尾×Tongali」チームは3月5日、西尾市役所を訪れ、中村健市長へ最優秀賞受賞の喜びを伝えました。
 西尾の抹茶のPRに取組んだのは、名古屋大学が事務局を務め東海地区を対象に起業家育成を行うTongali(トンガリ)プロジェクトで、中京大学2年生の川﨑南奈さん、佐合奏さん、愛知淑徳大学3年生の木下海さん、馬渕亜美さん、村田弥穂さん、籾山沙樹さんの6人。昨年春に西尾茶協同組合(本田忠照代表理事)がプロジェクトチームにコラボを依頼したことがきっかけで、2月6日にオンラインで行われた決勝戦では、愛知が誇る武将をデザインした抹茶飲料や消毒液をeスポーツ市場へ売り込むビジネスプランを発表しました。
 受賞報告に訪れた川﨑さんは「受賞と同時に新しいスタート地点に立ち会えたこと、お手伝いできたことを光栄に思う。愛知県で2026年に開催されるアジア競技大会に向けて、西尾の抹茶でeスポーツを盛り上げていけたら」と話し、籾山さんは「今でもドキドキが残るほどすごく嬉しい。ビジネスプランの新奇性やプレゼン力の高さが評価されたと思う。西尾の抹茶は自分にとっての勝負ドリンクになった」と笑顔で喜びを伝えました。本田代表理事は「素晴らしいアイデアを捻出してもらった。今後いかに売りにつなげていくか襟元を正して取り組みたい」と述べ、中村市長は「総選挙のあった2月6日は『抹茶の日』で、取るべくして取った最優秀賞だと思う。素晴らしい提案をどう形にしていくかが重要で、組合の活動を行政としても応援していきたい。学生の皆さんにはいちファンとして力を貸してもらいたい」と称えました。

 地域ブランド総選挙は、地元の学生が地域団体商標権者などへ取材を通じて知り得た地域ブランドの商品やサービスの魅力をインスタグラムで発信するとともに、今後の商品展開、ビジネスプランやPR方策などを競い合うコンテスト。2017年度から地域限定で開いてきましたが、今年度から全国を対象としています。西尾茶協同組合×Tongaliプロジェクトでつくる「西尾×Tongali」チームは最優秀賞とプレゼン賞をダブル受賞しました。