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イチジク苗木の掘り取り

2021.3.18

根を切らないよう注意しながらイチジクの苗木を掘り取る生産者

 当JA・JAあいち中央・JAあいち豊田・JAあいち三河のイチジク生産部会で組織する「西三河いちじく部会」は3月15日、西尾市市子町でイチジクの苗木を掘り取りました。イチジク株枯病の発生を背景に、JAあいち経済連を通じ苗木作りを委託することで、病気のない安心で丈夫な苗木を生産者へ安定供給。共選組織では20年以上前から取組み、全国有数のイチジク産地である西三河地域の維持・拡大に貢献しています。
 この日、当JA、JAあいち中央、JAあいち三河の生産者ら約50人が参加し、経済連担当者の指導の下、1時間ほど作業にあたりました。新規就農者向けイチジク栽培講座「いちじくスクール」修了生の2人も参加。参加者らは山崎豊顕さんの圃場(ほじょう)で「桝井ドーフィン」や「サマーレッド」など約1,500本の苗木を太い根を切らないよう注意を払いながら採取しました。今年の苗木も根がしっかりと張っており出来が良く、3月下旬から4月上旬にかけて定植します。

 各JAでは部会員向けに事前予約を取り纏め、生産コストの削減や部会員同士の交流につなげています。