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西尾市産ハウスイチジク出荷順調

2021.4.13

 

ハウスイチジクの着色を検査する兵藤さん

 西尾市では3月26日よりハウスイチジクの初出荷を迎えており、出荷が順調に続いています。今年度から新たな取り組みとして「フィルム付き出荷」を開始。コロナ禍でも安全・安心なイチジクを消費者へ届けたいという思いから始めました。
 今年は天候に恵まれたこともあり、1週間出荷が早く、品質も安定しています。シーズン最盛期には1日約500パック以上を出荷する見込み。収穫されたイチジクはあぐりセンター小牧や安城市のJAあいち経済連パッキングセンターを通して、関東・東海・北陸方面へ出荷します。
 あぐりセンター小牧の兵藤孝浩さんは「新たに始めたフィルム付き出荷は、コロナ禍の今だからこそ今まで以上に安全・安心なイチジクを消費者へ届けたい」と話しました。
 ハウスイチジクは全国的に少なく、市場価格は露地栽培の2倍程になります。
JA西三河いちじく部会50人のうち4人がハウスイチジクを生産。昨年は16㌧のハウスイチジクを生産し、周辺の4JAと共同で「西三河いちじく」ブランドとして全国へ出荷しています。