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通常総会開催、新たな販路が拡大

2021.4.21

 

あいさつする井土会長

 JA西三河じねんじょ研究会(会員11人)は4月15日、JA本店で第3回通常総会を開きました。議事では、昨年度の事業報告・会計報告および今年度の事業計画案・予算案などを承認しました。
 冒頭のあいさつで井土和之会長は、「この研究会を発足して3年が経過。試行錯誤の末、ジネンジョの生産技術も向上し、良質な作物も収穫できた。また今年は新たに納品先が決まり、良いジネンジョが出来れば、納品先も拡がることを実感した年となった」と研究員らの栽培の成果について話しました。
 同会は2020年度、栽培学習を目的とした共用圃場でのジネンジョ試験栽培のほか、アミ室での無病種芋生産、12月には憩の農園で即売会を行いました。今年度も研究会で生産した無病種芋を各会員に配布し、共用圃場や各自の圃場でジネンジョを生産予定。同会は、2018年1月に発足し、3年目を迎えました。
 今年度から新しく2人が入会し、新たに入会した市川雅夫さんは、「もともと粘り気の強いジネンジョが好きで、今栽培している果樹と並行して生産してみたいと思い参加した」ときっかけを話しました。
同会が栽培するジネンジョは、愛知県産ブランド「夢とろろ」として、西尾市内の産直店舗で販売。また今年度から新たに一件の飲食店への納入が決まり、販路が拡大しました。