新着情報

ジネンジョの定植 排水対策徹底し、さらなる品質の向上へ

2021.4.22

 JA西三河じねんじょ研究会は4月16日より、ジネンジョの定植を西尾市吉良町地内の共同ほ場で始めました。
 初日には会員9人が参加。もみと混ぜ合わせた赤サバ土を雨どい(約170本)に詰め、1本ずつビニールで覆って少しずつずらしながら斜めに埋めていきました。5月上旬までに約1700本を定植する計画です。
 同会の井土和之会長は「毎年毎年、出来が良くなってきている。今年は土ともみの配合を変え、新たに高畝での栽培を試みる。昨年の倍、大きく立派なジネンジョができるようにしたい」と話しています。品質向上の取組みとして、昨年度より地中の雨どいに角度をつけビニールで覆うことで水を染み込ませず、肌をきれいに栽培。台風被害も少なかったことから、昨年度は前年対比170%となる約1000本もの増収につながりました。今年度はさらに明渠(めいきょ)を作り、高畝にすることによって極力雨が当たらないよう排水対策を徹底します。収穫は12月頃で、各会員が西尾市憩の農園へ持ち込み販売する予定です。
 
 JA西三河じねんじょ研究会(会員11人)は、2018年に露地イチジクとジネンジョの複合経営による所得向上を目指して発足。露地イチジク栽培の農閑期と重なり、収穫も土中保存によりある程度融通が効くことから複合経営が可能と判断し、農家所得向上に向けて取り組んでいます。色と香りの決め手となる土は、有機物の少ない赤サバ土を使用。パイプの代わりに雨どいを活用し、使用する土の量を半分に減らすなど生産コスト低減にも努めています。収穫したジネンジョは愛知県じねんじょ主産地協議会の県産ジネンジョのブランド「夢とろろ」として販売。引き続き生産技術の向上とともに安定供給できる販路確保に力を入れ、長芋との差別化を図りながら西尾産ジネンジョの販売をめざしていきます。