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5月の「母の日」「母の月」に花を贈ろう! カーネーション出荷最盛期

2021.4.27

 5月9日の「母の日」を前に、全国有数のカーネーション産地・西尾市でカーネーションの出荷が最盛期を迎えています。4月22日より、母の日向けの集荷を開始。JA西三河の3カ所の営農センターでは、ピークとなる4月下旬から5月上旬の約2週間で100万本以上を集出荷します。5月2日には最大の山場を迎え、1日15万本ものカーネーションを出荷する見込み。今年は春先の天候に恵まれ日照量もしっかり確保されたことから、最需要期となる「母の日」に照準を合わせて順調な出荷が続いています。

 西尾市では、JA西三河カーネーション共選部会と小栗カーネーション部会の2つの共選組織が10月から6月にかけてカーネーションの出荷を行っています。個人生産者を含め、45戸の農家が約20.3㌶で約300品種ものカーネーションを生産。愛知県は長野県に次ぎ、全国で2番目に出荷量が多く、県内出荷量(4,520万本)の約半数を同市が占めています。東海地方を中心に、関東・関西方面などの花き市場へ出荷。例年、母の日用のギフトには赤色の需要が高まり、一輪咲きの「エクセリア」が定番品種として愛されています。JAあぐりセンター野々宮の鈴木一茂さんは「農家さんが持ち込んだ花を選花場で再度厳しく選別している。こまめな品質管理の徹底により質の高いカーネーションを届けているので、ぜひ西尾産カーネーションを手に取ってほしい」と積極的な花飾りを呼び掛けています。