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市内18校で小学生に米づくり授業

2021.5.28

 

田植え作業を行う児童ら

 JA西三河は5月25日、西尾市立荻原小学校で米作り体験授業を開きました。5年生48人が米農家の尾﨑義則さんとJA職員の指導のもと約8㌃の田んぼで田植え作業を体験。普段から学校給食で提供されている「あいちのかおり」を植えました。コロナ禍であるため十分に間隔をとり作業を行いました。 
 児童らは初めて体験する田植えに慣れないながらも説明通り鉛筆を持つように苗を取り、少しずつ植えました。初めは難しそうにしていましたが、後半は慣れてきた様子で田植えを楽しみました。
 体験後は田植え機での作業の様子が披露され、農家の実際の作業風景も見学しました。体験後の質疑応答では、水が張っている田と張っていない田のちがいや米づくりでのやりがいはどんなものかなど多くの質問が飛び交いました。
 児童らは「田植えを体験したのは始めてだけど楽しかった」「田植え機での作業は手作業に比べて早いし綺麗」と話しました。
 JA西三河が食農教育の一環として行っている米づくり体験授業はもともと農家独自で行っていましたが、平成20年からJA西三河と共同して行うようになり、現在では市内18小学校と協力して行っています。今後も食農教育を通して農業の理解促進とともに地域農業の発展を目指します。