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「適熟でおいしいいちじくを出荷しよう」をテーマに露地イチジク目揃い会開催

2021.8.2

 

市場担当者の説明を聞く部会員ら

 当JAいちじく部会は7月27日、「適熟でおいしいいちじくを出荷しよう」をスローガンに掲げ、露地イチジクの目揃い会をJAあぐりセンター小牧で開きました。8月中旬以降の最盛期を前に、出荷物の品質を揃えて、さらなる品質・ブランド向上へつなげていきます。
 目揃い会には部会員、市場担当者など約50人が参加、密を避けるため、前半後半の2班に分かれ、時間をずらして2回開催。サンプルイチジクを用いて選別基準を確認し、出荷規格や栽培管理、市場情勢などについては関係機関の担当者から説明がありました。     
 また、同部会では、コロナ禍でも安全・安心なイチジクを消費者へ届けたいという思いから今年度から新たに「フィルム付き出荷」を開始。きつく被せないようになどフィルム包装時の注意点も伝えられました。
 三浦達義部会長は冒頭のあいさつで「規格統一の意識を高め、高品質なものを多く出荷していきましょう。」と話しました。
 部会員50人が約8.9㌶で年間170㌧(うち露地155㌧・ハウス15㌧)のイチジク「桝井ドーフィン」を生産し、8月中旬以降の最盛期には、市内で1日当たり約8000パック(1パック360㌘)が収穫される予定です。今年の作柄は、気候が安定していたため例年通り生育は順調。収穫されたイチジクは、JAあぐりセンター小牧や安城市のJAあいち経済連パッキングセンターから京浜市場・中央市場へ出荷されます。