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お盆に向けてケイトウ出荷スタート!

2021.8.13

茎の硬さで成熟適期を見極める田中さん

 当JAは7月29日より、あぐりセンター野々宮でケイトウの出荷を始めました。
 JAではカーネーション栽培の農閑期における収入確保として、ケイトウ栽培を推奨。管内では、2人の生産者がお盆の需要期に向けてケイトウを生産しています。ケイトウ出荷は2018年より取り組んでおり、今年度から発芽率が高く秀品率も期待できる品種「サカタプライド」へ変更。初日の出荷量は3940本で、例年以上の好スタートを切りました。出荷は8月8日頃まで続く見込みです。
 集荷したケイトウはJAあいち経済連が全量買い取り、市場を通じて全国へ出荷。予約相対販売により安定価格で取引することで、農家所得の向上に寄与してまいります。
 カーネーション農家の田中富夫さんは「今回の品種は秀品率が高く、一気に刈上げられるため、作業労力が短縮できてよい。シーズン終了まで安定出荷に努めたい」と話しました。

 ケイトウは露地や無化温ハウスを利用して短期間で栽培でき、手堅く収入が見込めるため、JAでは7、8月が農閑期となるカーネーション生産者の補完品目として導入を後押ししています。