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お盆に向けてホオズキが出荷最盛期を迎えています

2021.8.10

一本ずつ丁寧に収穫する三浦さん

 西尾市で産直農家によるホオズキの出荷が8月上旬より始まりました。管内の産直店舗では、販売需要の高まるお盆に合わせて7日より特設コーナーを設置。最需要期となる10日から12日にかけて売り場いっぱいにホオズキを並べます。
 吉良町の産直農家・三浦三四治さん宅では多品目の露地野菜を栽培する傍ら、約2.5㌃でホオズキを栽培。この時期、一家総出で早朝から収穫作業を行い、ピーク時には一日1,500本以上を出荷します。根本から切ったホオズキは一本ずつ葉を落とし、自宅の作業場でビニール袋に詰めて産直店舗へ持ち込みます。
 三浦さんは今年の出来について、「長梅雨により色づきに多少ばらつきがあるが、例年並みの仕上がり。お盆には地元のホオズキを飾り、ご先祖様を迎えてほしい」と話しました。

 三浦さんの所属するJA西三河産直部会は552人で構成。新鮮な花きや野菜などを管内6か所の産直店舗で販売し、年間販売額は約5億円にのぼります。近年は仏花の販売にも注力しており、お盆期間は普段の約3倍と豊富な品ぞろえを誇っています。