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米「なつきらり」の品質検査終了 18日より県産ブランド米「愛ひとつぶ」販売開始!

2021.9.17

目視で米の品質を確認するJA職員

 当JAは9月14日、極早生品種「なつきらり」の品質検査を終えました。「なつきらり」のうち、愛ひとつぶブランド化推進協議会で定めた品質基準を満たしたものだけが、県のブランド米『愛ひとつぶ』として販売できます。西尾市では令和2年産より本格栽培しており、今年度は12人が25.3㌶で栽培。生産者が持ち込んだもののうち計110㌧が基準をクリアし、9月18日から県内の量販店で販売される予定です。
 「なつきらり」はツヤがあり、粘りのあるもちっと食感が特徴。「コシヒカリ」に比べて高温耐性があり、近年多い猛暑の年でも高品質の米が収穫できるほか、整粒歩合(欠け・割れなどがなく整った形の米粒の割合)が高いです。
 当産地では8月下旬から9月初めにかけて「なつきらり」の品質検査を実施しており、各営農センターでは農産物検査員の資格を持つ営農部の職員が穀刺しを使って袋から米を取り出し、カルトンに移して目視で確認。斑点米や未熟粒の有無のほか、重さや水分量が規格に沿ったものかを検査し、等級の格付けを行いました。一等米と格付けされた米は蛋白質検査を行い、玄米の蛋白質含有量が6.4%以下(水分14.5%換算)のものだけを『愛ひとつぶ』として販売します。

 県内では80人の生産者が約116㌶で「なつきらり」を栽培しており、県下当たりの作付面積は西尾市が最大です。