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いちじくスクール収穫実習~適熟の見極めを身に付ける~

2021.10.22

 

倉地さん(左側)の説明を聞くスクール生

 当JAはイチジク農家を育成する新規就農者向け講座「いちじくスクール」7期生の収穫実習をスクールほ場(27㌃)で7月26日から行っています。
 今年はスクール生1人が研修で学んだ出荷規格を基にイチジクの硬さ、着色、キズなどをチェックしながら収穫を行い、作業を行う中で適熟の見極めを身に付けていきます。実習は10月末まで続き、収穫したイチジクはJAを通して主に関東・中京・北陸方面の市場へ出荷します。
 また、今年から講師にイチジク現役農家の倉地和男さんが担当し、農家目線で自身の経験を活かしながらスクール生を指導しています。
 イチジク栽培の中でも収穫・出荷作業は農家所得に直結するため、JAでは重要なカリキュラムと位置づけ、専業農家として力をつけていけるよう支援。
 倉地さんは「慣れるまで時間はかかると思うが、収穫していく中で病気の区別なども農家目線でできるようになっていってほしい」と話しました。
 いちじくスクールは、JAと愛知県農業改良普及課・西尾市・JAあいち経済連などが協力して行う就農支援活動で、2015年に開校し、今年で7年目を迎えました。1年を通してイチジク農家として必要な知識を学び、卒講後はいちじく部会に所属し、専業農家としてイチジク生産に励みます。