農と食のこと

JA西三河の食農教育活動

 JA西三河は、「食」と「農」に対する理解促進のため、主に子供たちを対象にした食農教育活動を展開しています。

 市内の小学校で行う「米づくり体験学習」や、JA西三河女性部と協力して「家族食・農体験農場 親子で学ぶ日曜学校」、JAあいち経済連等と協力して「親子で学ぶあいち米 おコメ実らせ隊」を開催し、「食」と「農」の大切さを伝えています。

「第1回 食育活動表彰」で農林水産大臣賞を受賞!
表彰式で細田健一農林水産大臣政務官から表彰状を受け取るJAの齋藤専務(右)
表彰状

 JA西三河は2017年度、農林水産省による「第1回食育活動表彰」の教育関係者・事業者部門(農林漁業者等)において、JA西三河が同部門最高賞となる農林水産大臣賞を受賞しました。
 平成21年度から行う「米づくり体験授業」や、女性部による親子農園の取り組み、生産者部会や青年部による食農教育活動・花育活動など、JA全体で食農教育活動に取り組む姿勢が評価されました。また、米づくり体験学習の収穫祭で、地域の特色ある郷土料理である五平餅や箱寿司づくりを体験し、食文化の継承に貢献していることや、年に1回意見交換会を開き、各小学校とJA各支店、東海農政局・県・市等の行政の担当者らが食育推進に向けて一体となって支援する体制ができていることなども評価され、受賞に至りました。今後も同JAの自己改革の取り組みの一環として、食農教育・花育活動の実践により、農業理解を深め、生き生きとした農業と暮らしの次代の姿を創りあげてまいります。
 「食育活動表彰」は、国民活動としての食育を推進し、優れた取組が全国で幅広く展開するよう推進することを目的に、農林水産省が今年1月より募集を開始した事業。第1回となる平成29年度は全7部門に261団体の応募があり、今回の表彰で農林水産大臣賞6団体、消費・安全局長賞13団体、計19団体が受賞しています。

米づくり体験授業

 JA西三河は「米づくり体験学習」として、地域の米農家と協力し、市内の小学校で田植えや稲刈りなどの体験授業の指導を行っています。

 田植えや稲刈り、かかし作りのほか、学校によっては代掻きや脱穀などの農作業を体験。また、自分たちの作ったお米を使ってのもちつきや巻きずし、五平餅作りなども行います。子供たちは一連の米づくり体験を通じて、お米の大切さと米づくりの大変さなどを学びます。

  • 米づくり体験授業
  • 米づくり体験授業
お問い合わせ
JA西三河 営農企画課

Tel:0563-56-5274

家族食・農体験農場 親子で学ぶ日曜学校

 JA西三河は毎年、「家族食・農体験農場 親子で学ぶ日曜学校」を行っています。

 JA職員の指導を受けながら、参加家族は草取りや水やりなどの日々の管理を自ら責任をもって行います。開催は5月から翌3月までで、この間にバーベキュー大会や秋の収穫祭・冬の親子料理教室などを企画しています。

 「子供が食べ物の大切さを判るようになり、嫌いな野菜でも自分が作ったからと食べるようになった」など、参加家族からは好評をいただいています。

  • 家族食・農体験農場 親子で学ぶ日曜学校
  • 家族食・農体験農場 親子で学ぶ日曜学校
お問い合わせ
JA西三河 生活課

TEL:0563-56-5297
(参加申し込みの受け付けは例年2月から4月上旬に行います。募集期間中は募集要項を「JAからのお知らせ」に掲載していますのでご覧ください)


生産部会・生産者による食農教育活動・花育活動の取り組み

キュウリ生産者とともにキュウリの丸かじりを体験する児童ら
「花育教室」でのバラのアレンジフラワー作り指導

 西尾市内ではJA西三河だけでなく生産者部会なども、それぞれの活動として食農教育活動や花育活動を行っています。
 JA西三河きゅうり部会は、4月19日の「良いきゅうりの日」に、市内の小学校で「キュウリの出前授業」や「ふれあい給食」を行っています。市内のキュウリ生産について生産者が話すほか、ふれあい給食では生産者が児童とともにキュウリの丸かじりに挑戦するなど、楽しくキュウリについて学びます。
 水田作農家の青年組織である稲作青年部では毎年8月、西尾市と協力して、稲刈り体験や五平餅づくり・みたらし団子づくり体験などを展開。夏休みということもありとても多くの家族連れからの応募があります。
 市内のバラ生産者で組織するレインボーバラ共選組合では、「花育授業」を毎年市内の小学校で行っています。同組合婦人部の生産者が教師となり、児童らにアレンジフラワーの作り方やバラの花の束ね方、花びんに差すときの手順を指導。花とともに心豊かに過ごせる生活を送れるよう指導しています。

 また部会だけでなく、個々の農家もそれぞれの立場から食農教育活動に取り組み、地域に「食」と「農」の大切さを伝えています。

親子で学ぶあいち米 おコメ実らせ隊

 JA西三河とJAあいち経済連、Aコープが共同で行っている『親子で育てるあいち米 おコメ実らせ隊』。毎年初夏に「新緑の田植祭」、秋に「黄金の収穫祭」を開いています。

 田植えや稲刈りのほか、クイズや炊きたての新米を味わう昼食会を通して、お米の大切さや美味しさなどを学びます。

詳しくはJAあいち経済連 パールライスのページをご覧ください

  • おコメ実らせ隊
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